昭和25年(1950年)

土佐第一中・高等学校音楽会 賛助出演
2月18日(土)
11時
土佐第一中学校(現・土佐女子中高等学校) 1 管弦楽 波涛を越えて(ローザス)
2 合唱「歓喜の歌」伴奏(グルック)
    指揮 長尾良樹
 
追手前・丸の内・小津高共催 三校合同卒業生送別音楽会

2月18日(土)
6時30分

上記と同じ日です。

追手前高校講堂 高響の演奏曲
「タンホイザー」より 巡礼の合唱(ワグナー)
波涛を越えて(ローザス)
各校音楽部の独唱、合唱、ピアノ独奏など多彩なプログラムであった。
定期演奏会
6月10日(土)
2時30分 7時30分
追手前高校講堂 1 交響曲第100番「軍隊」(ハイドン)
    指揮 丸山和雄
2 弦楽合奏 セレナーデ(モーツァルト)
    指揮 長尾良樹
3 ピアノ協奏曲第1番ハ長調第1楽章(ベートーヴェン)
    指揮 丸山和雄
    独奏 森木洋子
4 歌劇「椿姫」抜粋(ヴェルディ)
    指揮 川田一枝
1Vn.8
2Vn.10
Va.5
Vc.5
Cb.3
Fl.2
Ob.1
Cl.4
Hr.3
Tp.3
Tb.3
Timp.1
計50名
世相も戦後の混乱からようやく立ち直った頃で、楽団のメンバーの交代もあまりなく、充実しつつあった。
ピアノ独奏者森木洋子夫人は町田昌直博士の令嬢で、橋詰利春氏と、又殊に旧東京音楽学校教授水谷達夫氏の特別な指導を受けられた、県下女流ピアニストの第一人者である。
6月9日の高新記事には「高響初の試みとしてピアノ協奏曲が上演される」と紹介して、女子大での練習風景の写真も載っている。
安芸高音楽鑑賞講座
9月9日(土)
8時
安芸高校講堂 1 楽器解説   委員長 岩崎尚夫
2 管弦楽演奏
  1 セヴィリャの理髪師 序曲(ロッシーニ)
  2 組曲「お祭り」(清瀬保二)
  3 スペイン小夜曲「ラ・パロマ」(イラディール)
  4 円舞曲「ドナウ河の漣」(イヴァノヴィチ)
3 バリトン独唱と男声重唱
  1 君は太陽
  2 懐かしのヴァージニア
  3 散る花
  4 チッパラリの歌
   高知マドリガル・クール
   指揮 田香隆
   伴奏 亀谷郁子
出演者 35名
10月10日
日本交響楽団(現・N響)来演(土佐女子高講堂)
指揮 尾高尚忠
1 歌劇「タンホイザー」序曲(ワグナー)
2 ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61(ベートーヴェン)
3 交響曲第5番ハ短調「運命」(ベートーヴェン)
定期演奏会
12月9日
2時・7時
追手前高校講堂 1 組曲(阿部幸明)
  1 序曲
  2 間奏曲
  3 スケルツォ
  4 行進曲
2 歌劇「イゴール公」より(ボロディン)
   舞曲 ダッタン人の踊り
  1 乙女の踊り
  2 群集の踊り
  3 乙女の踊り
  4 少年の踊り
  5 終
3 六つのドイツ舞曲(モーツァルト)
4 歌劇「ホフマン物語」抜粋(オッフェンバック)
   高知女子大学合唱部
   カトリック教会合唱部有志
   追手前高校合唱部
   日銀高知支店合唱部
    ピアノ伴奏
     追手前高校三年 高松郁子(ホフマン物語)
             陰山晴子(ダッタン人の踊り)

合唱団員100名 楽団員48名
入場料 10円 プログラム代 5円
新しい企画として合唱団との共演のプロとした。

このページのトップへ